緑いっぱいの森を歩いていくと、そのまま通り過ぎてしまうことに少しばかり罪の意識を感じてしまう。 この緑の木々たちは何も云わないけれど、数え切れないほどのメッセージを人に伝えようとしている。それに少しでも耳を傾けなくちゃ…。 生命を育む森の恵みは限りない。太陽のエネルギーを地上に降ろし、生命のために必要なあらゆるものを作り出し、限りなく与え続けていてくれる。そして決して見返りを求めない。普通の人にはとても真似のできない計り知れない大きな愛。そんな自然に包まれて、我々に出来るせめてものことといえば自然を愛し感謝の心を持つことか…。 八ヶ岳は森がいっぱいの山々。しばらく緑輝く散歩道を歩き、耳を澄ましてみよう。木々たちがこの地球をどうして守ろうかと一生懸命語り合い、そして風やせせらぎや小鳥たちと、爽やかな歌を奏でているではないか…。
苫米地義久(ライナーノーツより)
音楽紀行シリーズ 「八ヶ岳の森」 〜静寂の山〜
1.朝陽に輝く八ヶ岳 4:20 2.光さす本沢の森を行く 3:27 3.雲上の赤岳を望む 4:49 4.一滴の水滴から森が生まれる 3:40 5.小鳥の歌う夏沢峠 3:57 6.コマクサ咲く硫黄岳への道 4:31 7.花咲く散歩道、麦草峠 3:41 8.雲の歌 4:25 9.雨に濡れるシャクナゲの花 5:09 10.木々を渡る風たちの歌 4:20 11.黒百合平の満天の星 4:57 12.夕陽に輝く八ヶ岳 4:29 total time 52:05
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